冬の星座、蟹座についてお話しします。
蟹が星となったいきさつです。
ゼウスの子の勇者ヘラクレスは誤って我が子を殺してしまいました。
そこで罪を償うために「12の冒険」を行うことにしました。
その冒険のうちの1つがヒュドラ(うみへび座)を退治することです。
ここでヘラクレスの事情を。
ヘラクレスはゼウスの愛人の子で、正妻の女神ヘーラーはヘラクレスのことを良く思っていませんでした。
そこでヘーラーは巨大な化け蟹を遣わせて、ヘラクレスの脚をはさみで切らせようとしたのです。
場面は戻って、ヘラクレスとヒュドラ。
2人は戦いの真っ最中です。
ヘラクレスは夢中で戦っていました。
足元の化け蟹になんか気づかずに・・・。
で、ヘラクレスは蟹を踏みつぶしてしまいました(笑)
この化け蟹が天に昇り「蟹座」となったのです。